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サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (7)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (7)」では、サンセバスチャンで訪れたバルについて紹介します。これから行かれる方の参考になるように、まとめました(^○^)

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

サンセバスチャン バル巡り

美食の街サンセバスチャンといったら、何といっても「バル巡り」が一番の楽しみ。
とくに旧市街には300軒近くのバルがひしめき合い、日々シェフがしのぎを削って美味しい料理を作っているそうです。


たびたびじろうはこのバル巡りを楽しむために、旧市街に歩いて行けるブレバルト ドノスティア(BoulevartDonostia)という2つ星ホテルを選びました。ホテルから徒歩3分でバル街の入口に到着する距離です。おかげで毎晩、各店自慢のピンチョスとビール、グラスワインを求めてお店のはしごができました(≧▽≦)

旧市街とホテルの位置

旧市街

下の地図は、主なバルのお勧めのピンチョスをまとめたものです。

サンセバスチャン バル街 おすすめマップ

バルで役立つスペイン語

スパークリングワイン⇒ cava(カバ)

りんご酒⇒sidra(シドラ)

生ビール⇒caña(カーニャ

瓶ビール⇒cerveza(セルベッサ)

赤ワイン⇒vino tinto (ビーノティント) 

白ワイン⇒vino branco (ビーノブランコ) 

バスク地方の地酒⇒txakoli (チャコリ)

水⇒agua(アグア)

フォアグラ⇒Foie(フォア)

ウニ⇒Erizo de Mar(エリーソ デ マル) 

牛ほほ肉の煮込み⇒Carrillera(カリジェラ) 

海老の串焼き⇒Brocheta de Gambas(ブロチェタ デ ガンバス)

カニのタルト⇒Txangurro(チャングーロ)

イワシ⇒sardina(サルディーナ)
       

Atari Gastroteka(アタリ ガストロテカ)

サンタ・マリア・デル・コロ大聖堂の前にある人気店。
他店にない珍しいピンチョスもおすすめですが、トマトの魚介リゾットやフォアグラが評判です。

Atari Gastroteka 昼の風景

Atari Gastroteka 夜の風景

イワシのオイル漬け

シシトウのオリーブ炒め

生ハムのピンチョス

海老のピンチョス

店内は奥行があり、かなり広いですが、いつも混雑しています

②Casa Vergara(カサ・ベルガラ)

こちらもサンタ・マリア・デル・コロ大聖堂の前にある店。ウニのグラタン、生ガキ、ホタテなどが人気です。

店の前

生ガキ

ウニのグラタンと白身魚のフライのピンチョス

白ワインと一緒に頂きます

③Mejillonera(メッヒジョネーラ)

ムール貝の専門店です。ムール貝のタパスは、バスク地方発泡ワイン・チャコリとの相性が抜群とのこと。そうとは知らず、ビールを飲んでしまった (-_-;)

店の正面

上にパネルのメニューがあります

ムール貝

④Ganbara(ガンバラ)

濃密な蟹味噌が乗ったチャングロ蟹のタルトが有名な店です。また季節のキノコ各種が味わえるのも人気で、日本語メニューもあります。

蟹のタルト

牛肉ソテーと海老のタルト

アサリのソテー

⑤Beti Jai Berria(ベティ・ジャイ・ベリア)

ミシュランに掲載されていバルです。ピンチョスが少々豪華で、全体的に値段も高めになっているようです。

店の正面

イワシと海老のタルト、貝の缶詰

⑥Borda Berri(ボルダ ベッリ)

牛ホホ肉の赤ワイン煮込みやタコのグリルが有名です。3日間毎日通いました(^^;

店の正面

牛ホホ肉の赤ワイン煮込みとトマトのファルシ

クリアンサーの赤ワインとともに

中も混んでます

⑦Bar Sport(バル スポルト

サンセバスチャンでも1,2を争う人気店。注文して頼むスタイルなので、カウンターの前にタルトや料理はありません。パンの上にのったフォアグラの濃厚な風味がたまりません。ウニクリームも美味しいと評判。こちらも毎日通いました(^^;

店の正面

この写真は昼間撮影したので店内も空いていますが、夜になるとめちゃ混み。ギューギュー詰めの中を割り込まないと入れません (;^_^A

蟹のタルト これが超絶うまい!!

フォアグラ

チョリソーのピンチョス

奥さんと記念に1枚

⑧Goiz-Argi(ゴイス アルギ)

老舗バルの一つです。魚介類のピンチョスが多く、海老の串焼き(Brochetade Gambas)がおススメ。日本語メニューもあります。

店の正面

タコのピンチョス

海老のピンチョス

イカのピンチョス

⑨Gandarias(ガンダリアス)

ウニのイクラ乗せ、肉厚のソロミージョ(ヒレのステーキ)がパンに乗った贅沢なピンチョスが人気の店です。

店の正面

蟹のイクラ乗せ

イカと野菜のソテー

タコのソテー

たびたびじろうは肉も好きですが、海鮮系が更に好きなため、店選びも少々偏っているかもしれません。悪しからず (^^;

サンセバスチャン3泊、夜は毎日バル巡りをしました。
最高に楽しかったです。

 

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (8)「ピラ砂丘と牡蠣の養殖場」につづく

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (6)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (6)」では、サンセバスチャンの3日目を紹介します。

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

モンテウルグル (Monte Urgull) の高台

サンセバスチャン3日目は、旧市街にあるミシュランレストランKOKOTXAでの昼食を予約しています。昨日同様、朝から開いているバルで朝食を頂いたあとは、おなかをすかせるためにモンテウルグルに登ることにしました。

モンテ ウルグルはコンチャ湾の東側にある山で、かつて街を攻撃から守っていた城壁の一部を見ることができます。また、その立地条件から、美しい海の眺めも楽しむことができます。

サンセバスチャンの旧市街からアクセスしやすいのですが、坂道が続くので山頂に着く頃には結構いい汗をかきました。

コンチャ海岸 少し曇っています

サンタ・マリア・デル・コロ大聖堂

1750年に建造された旧市街の中心部にある大聖堂です。

大聖堂の横にあるこの階段からスタートします

少し登るだけで、コンチャ湾が一望できます

モタ城の砲台跡

山頂に建つキリスト像

モタ城の中には、ウルグルの歴史博物館(Casa de la Historia de Urgull)があり、様々な模型を通して、何世紀も前のサンセバスチャンの街の様子を知ることができます。また最上階のバルコニーに出ると、サンセバスチャンの美しい風景が一望できます。ただし、最上階は狭いので一度に上がれるのは最大20名。係員の指示で時間制で上がれました。ちなみに博物館も展望バルコニーも無料です。

バルコニーからコンチャ湾を望む

ミシュランランチ

サンセバスチャンの代名詞といえば「美食の街」。 ミシュランの3つ星を獲得したスペインのレストラン7店のうちの3店が、ここサンセバスチャンにあります。 また、3つ星以外の星の数も合わせると、ミシュランの星は合計で19個(2022年時点)

ただしほとんどのレストランは郊外にあり、旧市街から車なしで行けるミシュランレストランは1つ星のKOKOTXA(ココチャ)しかありません。たびたびじろうは、このKOKOTXAをネットで半年前に予約しました。え?早すぎですか (^^;

ミシュランレストランKOKOTXA

ミシュラン1つ星

メニューは「マーケット」と「テイスティング」の2種類のみ。
たびたびじろうは安いほうのマーケットメニュー(アミューズ、前菜X2、魚、肉、デザート)にペアリングワインをオーダーしました。

メニューは英語で説明されましたが、メモを取らなかったので今となっては曖昧になってしまいました。写真の説明が不完全でスミマセン (;^_^A

野菜のスープだったような…

アミューズ ムール貝とムース

Zárate Balado Albariño 46€

柑橘類の香りが広がる白ワイン

前菜1 イクラとしめさば的な魚!?

前菜2 白身魚の刺身 醤油ベースのようですが醤油ではないソース

Bodegas Ximenez-Spinola Exceptional Harvest 2020 26.5€
シェリー用のブドウから造るワインだそうです
素晴らしいアロマの香りを放つ辛口白ワイン

脱皮直後の海老のフライ 殻ごと頂きます

El Camaleón Tinto 2019 24.40 €
フレッシュでフルーティな赤ワイン

魚料理

LAMBUENA. Crianza 2019 Ribera del Duero 15.95€
スパイシーな香りの赤ワイン

肉料理 牛フィレ肉

デザート

Caligo Essència Vi de Boira 29.95€
バランスの取れた高い酸味と、凝縮した豊潤な甘みが口に広がるデザートワイン

デザートによく合います

焼き菓子

ショコラと一口ケーキ

さすがミシュラン一つ星と思わせてくれるような繊細なお料理の数々。日本食に影響を受けたと言われるシェフの料理は、バスク料理と和食との融合も感じられ、繊細で美味しいものでした。
また、ペアリングワインがそれぞれの料理の味とマッチして、料理の美味しさを更に高めてくれる素晴らしいマリアージュ。ソムリエのレベルの高さを感じました。

さらにお皿にもこだわりが感じられ、サービスや料理を提供するタイミングも申し分なく、大変満足のいくお食事をいただきました。

ちなみに、料金は料理が1名分90€、ペアリングワインが75€、あとコーヒー、税金でした。2024年11月現在の価格を調べたら、ペアリングメニューが税込100€、テイスティングメニューが165€となっていました。私が訪問したときは税込99€なので、ほとんど変わっていませんね。ただし為替レートが当時の1ユーロ140円からだいぶ上がってしまったので、日本からの旅行客には値上がりした印象になると思います (;^_^A

いずれにしても、美味しい料理と上質なワインを頂けたので、この金額は妥当というかむしろ安い位。本当に満足するレストランでした。

ご馳走様でした。

 

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (7)「サンセバスチャン バル巡り」につづく

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (5)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (5)」では、サンセバスチャンの2日目、ビルバオ日帰り旅行を紹介します。

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

バルで朝食

ホテルは朝食なしプランのため、朝からオープンしているバルで朝食を頂きました。

クロワッサンとカプチーノ

品数は少ないですが、ピンチョスもありました (^○^)

ビルバオ観光

今日はサンセバスチャンからビルバオにバスで観光に出かけます。

晴天です

このバスに乗ります

サンセバスチャンのバスターミナルFederico Garcia Lorca Pasealekuaは、ホテルから徒歩17分のところにあります。
バスのチケットは日本を出発前にネットで購入していました。

2階建てバスの2階の一番前の座席を予約していたので、サンセバスチャンの景色を楽しみながら、1時間20分ほどでビルバオに到着。快適でした (*^^)v
道中、久保建英がプレーするレアル・ソシエダの本拠地レアレ・アレーナも見えました。

地下にあるバス停からエスカレーターで上がります

Bilbao Intermodal  ビルバオ最大のバスターミナルです

バスターミナルからグッゲンハイム美術館までは徒歩25分と少し遠いので、当初はタクシーで行くつもりでした。ですが、バスから降りた人たちがみな同じ方向にぞろぞろと歩き始めたので、自分達も歩くことにしました。

サン・マメス・スタジアム

リーガ・エスパニョーラアスレティック・ビルバオバスク代表のホームスタジアムだそうです。

サッカースタジアムを横に見ながら直進して、ビルバオ美術館のある公園を通り抜け、ネルビオン川沿いにしばらく歩くと、グッゲンハイム美術館が見えてきました。

グッゲンハイム美術館が見えてきました

SIRGUERAS(ドラ・サラザール氏の作品)

街道沿いにあった彫刻。
以下、Wikipdeia からの引用です。

SIRGUERA シルゲラまたは SIRGUERAS シルゲラスは、陸上からボートを引っ張るのに使用されるロープであるシルガを通してボートを引っ張る女性でした。19世紀のバスク地方では、これはかなり一般的な雇用でした 。当初、この仕事は多大な労力を必要とするため女性には禁止されていました。しかし、カルリスト戦争のせいで、大多数の男性が国を離れなければならなくなり、この仕事を担うようになったのは女​​性でした。さらに、女性の労働力は牛よりも安かった。ビルバオは、河口にあるドラ・サラザールの彫刻作品でこれらの女性たちに敬意を表しています。

美術館の手前にたたずむパピー(ジェフ・クーンズ氏の作品)

グッゲンハイム美術館 ひときわ目立ちます

美術館の建物は、カナダ トロント出身の巨匠建築家フランク・ゲーリー(Frank Gehry)氏の設計です。

フランク・ゲーリー氏と言えば、2018年にマルケス・デ・リスカル(Marques de Riscal)というスペイン リオハのワイナリーを訪れたときに初めて見て、度肝を抜かれた記憶があります。

リオハワイナリーの訪問記はこちらをどうぞ。

マルケス・デ・リスカル ワイナリー

リオハワイナリーの位置

グッゲンハイム美術館のレポートに戻ります(^^;

巨大なクモをモチーフにしたママン(ルイーズ・ブルジョワ氏の作品)

このクモ、六本木ヒルズにもいますね~。

美術館の建物内部も天井が高く、独創的でした

展示作品は撮影禁止のため、残念ながら写真はありません。
一応感想を言うと、建物同様に現代アート作品が多かったです。インスタレーションや電子媒体による展示が中心で、他の美術館に多い絵画や彫刻などはほとんどありませんでした。たびたびじろうは古い人間なので、ちんぷんかんぷんというか、何というか(@_@)

 

グッゲンハイム美術館のあとは、ビスカヤが有名なので行きたかったのですが、歩いていくには遠かったので断念。かわりに美術館から徒歩10分ほどのスビスリ橋に行きました。

スビスリ橋

スビスリ橋は、歩行者専用の橋です。スビスリとはバスク語で「白い橋」の意味だそうです。この橋から見る景色が美しいです。せっかく来たので橋を2往復位しましたが、バスターミナルからの歩き、美術館での鑑賞…とかなり足が疲れていたので、ここらでお店に入ってランチすることにしました。

ランチ

LA MUTUAという名前のレストラン

通りがかったお店にふらっと入り、昼食を取りました。

魚のソテーとパスタのランチ

地元の人たちで混んでいました。実はまったく期待していなかったのですが、安くて美味しかったです! 盛り付けは雑ですけど (^○^)

ビルバオからサンセバスチャンへ

来た道を戻り、バスターミナルに着きました。

Bilbao Intermodal  バスターミナル

エスカレーターで地下に下りるとバスの案内が出てきます

入場ゲート

あらかじめ購入していたバスチケットのQRコードで通ります。
入場ゲートを通過後は、乗り場がある1つ下のフロアに移動しました。

バル巡り

夕方にサンセバスチャンに戻ったので、もちろんバル巡りです。

バル巡りの様子は別記事 サンセバスチャン バル巡りに詳しくまとめる予定です。

 

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (6)「サンセバスチャン 3日目」につづく

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (4)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (4)」では、サンセバスチャンの1日目を紹介します。

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

マドリードからサンセバスチャンへ(航空機で移動)

朝、ホテルからタクシーでマドリードのバラハス空港へ移動しました。タクシーは市内どこからでも一律30ユーロ。定額だと安心感があります(^○^)

空港に到着し無事チェックインのあとは、イベリア航空Daliプレミアムラウンジで軽食を頂きます。

ラウンジの様子はこちらに書いていますので、よろしければご覧ください。

その後、11:55発のイベリア航空506便に乗って、サンセバスチャン空港に13:00に到着しました。

イベリア航空506便(A319)

小さな飛行機なので、自分でタラップを降ります

ついにサンセバスチャンに到着しました!

サンセバスチャン市内への移動

サンセバスチャン空港⇄市内間の移動は、電車、メトロは通っていないのでバスかタクシーを使います。今回はバスを利用してみました。

バスを待っているところ

空港バス停 A (空港建物近くのバス停)からE21/E28バスに乗り約30分、2.75ユーロでした。このバスは、ホテル近くのギプスコアプラザ(Gipzcoa Plaza)まで行くのですが、バスにはスーツケースを置く専用の場所がなく、1つの座席をスーツケース専用に使わせていただきましたが、スーツケースが倒れないように30分間ずーーっと手で支えていたので、きつかったです(>_<)
荷物もあるのだからタクシーを使えばよかった、と後悔。


また、サンセバスチャンにアクセスする方法は、サンセバスチャン空港から入るより、ビルバオ空港からサンセバスチャン行きのバスを利用するほうがよかった...とあらためて思いました。 ビルバオ空港⇄サンセバスチャンのバスは本数も多いし、大きな荷物はバスのトランクルームで預かってもらえるし、ずっと快適です。これから行かれる方はぜひ参考にしてください(*^^)v

ホテルの紹介を少し

ブレバルト ドノスティア(BoulevartDonostia)という2つ星ホテルに3泊しました。ブレバルト ドノスティアは、ブレチャ市場の南面道路Boulevard Zumardiaを挟んだ向かい側にあり、サンセバスチャン空港からのバス停の近くにあります。下の地図に赤で囲んだ旧市街にも近いので、バル巡りに最適なロケーションです。

建物は古いですが、室内の設備は新しく清潔で快適でした。

ホテルと旧市街の位置関係

この建物の数部屋がホテルになっています

サンセバスチャンの街を散策

さっそく荷物を置いて周辺を散策しました。

ラ・コンチャ海岸

旧市街

サンタ・マリア・デル・コロ教会

海の色がきれいです

ホテル前の道路。この橋を渡った左側に国際映画祭の会場があります

9月22日から開催される第70回サン・セバスティアン国際映画祭の準備をしているところに遭遇しました。ちなみに遭遇したのは9月19日。22日の午前中にはサンセバスチャンを離れてしまうのでニアミスで終わりました。(開催期間中だったら有名な俳優さんや女優さんに遭遇できたかも!?)

第70回サン・セバスティアン国際映画祭の看板

レポーターが映画祭の案内をしていました

中には入れないので外から雰囲気だけ味わいました

バル巡り

夕方になり、いよいよバル巡りです。

バル巡りの様子は別記事 サンセバスチャン バル巡りに詳しくまとめる予定です。

 

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (5)「サンセバスチャン 2日目」につづく

イベリア航空 Premium Lounge Dalí  <スペイン・マドリード バラハス空港>

イベリア航空 Premium Lounge Dalí ・スペイン・マドリード バラハス空港

2022年9月の情報です。

マドリード・バラハス国際空港のターミナル4 にはVelazquezDaliの2つのイベリア航空ラウンジがあります。今回はマドリードからサンセバスチャンに行く時に利用した、シェンゲン国内線向けのDali プレミアムラウンジを紹介します。

ラウンジは、ターミナル4 の保安検査場を出てすぐ。案内表示に従って右の方へ進むと入口が見えてきました。

営業時間は6時30分から 23時までです(2024年10月現在)。


ダイニングコーナー

利用したのはお昼少し前でした。食事の内容は時間帯によって変わります。

明るくておしゃれなダイニングスペース

サラダコーナー

コールドミール

ホットミール

サンドイッチとオリーブの実

パン類

クロワッサンが美味しいです

ホットサンドだったような...

フルーツが豊富です

ケーキ

ドリンクコーナー

ソフトドリンクやアルコール類を紹介します。

ジュース

ミルクやトマトジュースなど

コーラ、ジュース、ビールなど

上段の青いボトルはミネラルウォーター

コーヒーコーナー

ワイン

スナック

その他の設備

無料WiFi、リラクゼーションルーム、シャワーなどがあります。

感想

温かい料理はあまりありませんでしたが、明るくて広々したラウンジでゆっくり食事とワインを頂きました。

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (3)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (3)」では、マドリード観光を紹介します。

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

マドリードにて

ホテル クールルームズ パラシオ デ アトーチャ (CoolRooms Palacio de Atocha)

プラド美術館やプエルタ・デル・ソル等観光の中心地へ徒歩圏内、地下鉄までは2分位の4つ星ホテルです。

ホテルの正面

実はこちらのホテルは当初、2020年9月宿泊予定で、キャンセルの場合返金なしのプランで予約しました。当時はまさかコロナで行けなくなるとは思わず、ほかのホテルもすべてキャンセル不可のリーゾナブルな料金プランで予約していました。コロナで渡航できなくなった時点でほかのホテルはコロナという特別な事情を勘案して無料キャンセルさせてくれたのですが、こちらのホテルだけは返金不可。ただし渡航可能になったら利用できる1年間有効のデポジットを発行していただきました。そこで、コロナ中もダメ元で予約、キャンセルを繰り返していたのですが、今回3年越しでようやくこちらのホテルに宿泊できたんです。

屋外プール

時間帯によっては、プールに入っている人たちが見られました

ホテルの朝食

オレンジジュースとフルーツ盛り合わせ

どのパンも美味しかった!

メニューからオムレツとベーコンを選択

スモークサーモンと生ハムも

さすがスペイン。さすが4つ星。レベルの高い朝食を美味しくいただきました。ホテル料金は2泊(朝食付)で約9万円でした。2021年1ユーロ130円の時に予約した金額ですので、今はもっと高くなっていると思われます。

マドリード観光

マドリードには2泊。長時間移動でバタンキューした翌日は、ベルトラの半日観光ツアーを利用して、日本語のできるスペイン人ガイドのペドロさんと徒歩で観光しました。

スケジュールはこちらです。

ホテルから通りを見たところ

こちらは反対側

サンタクルス宮殿

マドリードも坂道が多いです

マヨール広場

広場の中央にはフェリペ3世の騎馬像が立っています

絵になる風景ですね

こちらも

通路に露天商がいます

世界で一番古いレストラン リストランテ・ソブリノ・デ・ボティン

1725年開業。ギネスで認定されています

ヘミングウェイは、こちらのレストランの子豚の丸焼きをこよなく愛し、有名な彼の作品『日はまた昇る』(英題:The Sun Also Rises)の中で次のように紹介しています。「ボティンの2階でランチを食べた。そこは世界でも最高のレストランの1つだ。私たちは子豚のローストとスペインのリオハ・アルタ地方のワインを楽しんだ」
今現在もこのメニューが人気だとか。

窓にミニチュアのディスプレイが飾られていました

足元にもボティンのタイルがありました

ガイドさんが熱心に説明してくれたので、ここでは食事をしなかったけど、いろいろ写真に収めました。

名物のチュロスホットチョコレートで、ちょっと休憩

ビーリャ広場 マドリードで最も古い広場だそうです

ルハーネスの塔

オリエンテ広場

マドリードの超高級ホテル フォーシーズンズホテル

木陰が気持ちよいです

ネプチューンの噴水

プラド美術館

プラド美術館で簡単な説明を受けたあと、ここでガイドさんとお別れです。
ベラスケスの「ラス・メニーナス」、ゴヤの「裸のマーヤ」など美術の教科書に掲載される名画がたくさんあり、堪能しました。撮影禁止のため、残念ながら写真はありません。

プラド美術館内でランチ

夕食

Restaurante A Cañada

ホテル近くで口コミ評価の高かったお店。ネットで見て予約なしで行きました。開店前だったのでスムーズに入れましたが、あっという間に満席になりました。この写真は食後に撮影したもので、たくさんの人が待っています。

スペインと言えばオリーブですね

イワシイカのフライ

ハモンセラーノバゲット

シーフードパエリア

スペインらしい美味しい料理を堪能しました。
明日はいよいよサンセバスチャンに移動します。

 

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (4)「サンセバスチャン 1日目」につづく

British Airways Galleries Club Lounge T3 <ロンドン ヒースロー空港>

British Airways Galleries Club Lounge

ロンドン ヒースロー空港British Airways Galleries Clubラウンジについて紹介します。

2022年9月、ロンドンからマドリードのトランジットでビジネスクラスのラウンジを利用しました。
ラウンジは、ヒースロー空港T3、ラウンジFのゾーンにあり、保安検査場を出て右に進みます。ショッピングモールを過ぎたらゲート13~22方面に進んで、左側にあります。

ラウンジの窓からは空港内を見渡すことができました。

ダイニングコーナー

昼の時間帯に訪問しました。

ホットミール 右側はパイ?

生野菜のサラダ

サラダに乗せるトッピング類

本日のスープ

トルティージャ

サンドイッチ

フルーツ

ドリンクコーナー

美味しいコーヒーが頂けます

いろいろなジュース缶があります

赤ワイン

こちらは白ワイン

ほかにも様々なアルコール類があります

たびたびじろうはワイン派なので、ワインの写真ばかり撮ってしまいましたが、さすがイギリス。ビール類も豊富にありました。

ホットミール、コールドミール、サラダ類、アルコールやソフトドリンクも充実していてしっかりした食事ができました。