2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (6)」では、サンセバスチャンの3日目を紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
- 計画段階
- いざ出発
- マドリードにて
- サンセバスチャン 1日目
- サンセバスチャン 2日目
- サンセバスチャン 3日目
- サンセバスチャン バル巡り
- ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
- サンテミリオンワイナリー
- ボルドー左岸ワイナリー(1)
- ボルドー左岸ワイナリー(2)
- ボルドー左岸ワイナリー(3)
- そして帰国
※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。
モンテウルグル (Monte Urgull) の高台
サンセバスチャン3日目は、旧市街にあるミシュランレストランKOKOTXAでの昼食を予約しています。昨日同様、朝から開いているバルで朝食を頂いたあとは、おなかをすかせるためにモンテウルグルに登ることにしました。
モンテ ウルグルはコンチャ湾の東側にある山で、かつて街を攻撃から守っていた城壁の一部を見ることができます。また、その立地条件から、美しい海の眺めも楽しむことができます。
サンセバスチャンの旧市街からアクセスしやすいのですが、坂道が続くので山頂に着く頃には結構いい汗をかきました。
1750年に建造された旧市街の中心部にある大聖堂です。
モタ城の中には、ウルグルの歴史博物館(Casa de la Historia de Urgull)があり、様々な模型を通して、何世紀も前のサンセバスチャンの街の様子を知ることができます。また最上階のバルコニーに出ると、サンセバスチャンの美しい風景が一望できます。ただし、最上階は狭いので一度に上がれるのは最大20名。係員の指示で時間制で上がれました。ちなみに博物館も展望バルコニーも無料です。
ミシュランランチ
サンセバスチャンの代名詞といえば「美食の街」。 ミシュランの3つ星を獲得したスペインのレストラン7店のうちの3店が、ここサンセバスチャンにあります。 また、3つ星以外の星の数も合わせると、ミシュランの星は合計で19個(2022年時点)
ただしほとんどのレストランは郊外にあり、旧市街から車なしで行けるミシュランレストランは1つ星のKOKOTXA(ココチャ)しかありません。たびたびじろうは、このKOKOTXAをネットで半年前に予約しました。え?早すぎですか (^^;
メニューは「マーケット」と「テイスティング」の2種類のみ。
たびたびじろうは安いほうのマーケットメニュー(アミューズ、前菜X2、魚、肉、デザート)にペアリングワインをオーダーしました。
メニューは英語で説明されましたが、メモを取らなかったので今となっては曖昧になってしまいました。写真の説明が不完全でスミマセン (;^_^A
さすがミシュラン一つ星と思わせてくれるような繊細なお料理の数々。日本食に影響を受けたと言われるシェフの料理は、バスク料理と和食との融合も感じられ、繊細で美味しいものでした。
また、ペアリングワインがそれぞれの料理の味とマッチして、料理の美味しさを更に高めてくれる素晴らしいマリアージュ。ソムリエのレベルの高さを感じました。
さらにお皿にもこだわりが感じられ、サービスや料理を提供するタイミングも申し分なく、大変満足のいくお食事をいただきました。
ちなみに、料金は料理が1名分90€、ペアリングワインが75€、あとコーヒー、税金でした。2024年11月現在の価格を調べたら、ペアリングメニューが税込100€、テイスティングメニューが165€となっていました。私が訪問したときは税込99€なので、ほとんど変わっていませんね。ただし為替レートが当時の1ユーロ140円からだいぶ上がってしまったので、日本からの旅行客には値上がりした印象になると思います (;^_^A
いずれにしても、美味しい料理と上質なワインを頂けたので、この金額は妥当というかむしろ安い位。本当に満足するレストランでした。
ご馳走様でした。