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サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (9)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (9)」では、ワイン好きにファンの多いサンテミリオン ワイナリーについて紹介します。

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

サンテミリオン ワイナリーについて

ボルドーのワイナリーは右岸と左岸に分かれています。
サンテミリオンボルドー右岸にあり、坂道が多いです。葡萄の品種はメルロー中心で女性的な味とされています。

ボルドーに到着

アルカションで新鮮な牡蠣のランチを取ったあと車を走らせ、ボルドー市内に入ってきました。

ボルドー市民の足トラム

シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)

シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)は、2016年にオープンしたワインの博物館です。
この外観は、ワインを酸素と触れさせるためにボトルから移すデキャンタをイメージしているそうです。

サンテミリオンに到着

ボルドー市内をそのまま通過し、サンテミリオンに着きました。

サン=テミリオン (Saint-Émilion) は、フランスの南西部に位置する町で、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、ジロンド県に属する[1]。ボルドーワインで有名なボルドー近郊のワイン産地のひとつで、歴史地区は周辺の7つのコミューンの景観とともに、「サン=テミリオン地域」の名でユネスコ世界遺産に登録されている。(Wikipediaより)

シャトー・オーゾンヌ(Château Ausone)

サンテミリオン石灰岩の丘の斜面の有利な場所に位置するシャトー・オーゾンヌは、サンテミリオンの中で、たった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得し別格扱いのシャトーです。

シャトー・オーゾンヌ(Château Ausone)

収穫前のぶどう

葡萄畑と遠くに見えるシャトー

2018年にもここで写真撮影をしました。
残念ながら今回も中には入れませんでした (:_;)
まぁ、そう簡単には入れませんよね~

コレジアル教会(参事会教会)(Eglise Collégiale)

コレジアル教会(Eglise Collégiale)

サンテミリオンの中心部にある大きなカトリック教会です。ロマネスク様式の建物の建設は1110年に始まりました。その後何度も修復が繰り返しされてきたため、ロマネスク様式とゴシック様式が混在しているそうです。

ステンドグラスが美しいです

回廊 修道僧たちがここを歩きながら瞑想したと言われています

サンテミリオンを散策

サンテミリオンは石段の坂道が多くて歩きずらいのですが、起伏がある分、変化する美しい景色を楽しめます。

下の写真は、街のシンボル モノリス教会
モノリスとは一枚岩のことで、一枚岩での建築では他に類を見ない珍しいものだそうです。真上にある鐘楼は12〜15世紀にかけて建造されたそう。

モノリス教会(L'eglise Monolithe)

別アングルでのモノリス教会

シャトー・ラ・クロット(Chateau la Clotte)

シャトー・ラ・クロットはボルドー地方 サンテミリオン地区にある格付シャトー。
100年以上もの長い歴史の中で、サンテミリオン格付けも特別級を維持しているため、昔から現在まで、一貫して人々を魅了している銘柄だそうです。

シャトー・ラ・クロット(Chateau la Clotte)

クーヴァン・デ・ジャコバン(Couvent des Jacobins)

クーヴァン・デ・ジャコバンは、サンテミリオンでも歴史あるグラン・クリュ・クラッセの生産者だそうです。

クーヴァン・デ・ジャコバン(Couvent des Jacobins)

 

ここからは、サンテミリオンをあとにしてボルドーに向かいます。

シャトー・ペトリュス(Château Petrus)

途中、フランスを代表する有名ワイナリーの1つ、シャトー・ペトリュスにて写真撮影。

シャトー・ペトリュス(Château Petrus)とは、フランスボルドー地方のポムロール地区にある生産者で、高級なワインとして知られ、安いものでも1本30~40万円ほどするそうです。そんなに高いと、なかなか口に出来ないですねー。(^^;

シャトー・ペトリュス(Château Petrus)

奥に畑が広がっています

ボルドーのホテルへ

サンテミリオン観光を終えて、ガイドの大矢さんにホテルまで送り届けてもらいました。

今日から2泊するホテルはボルドーでも最高級のラグジュアリーホテル、 インターコンチネンタルホテル ルグラン(Intercontinental Bordeaux le Grand Hotelです(^○^)

インターコンチネンタルホテル ルグラン(intercontinental bordeaux le grand hotel

以前銀座の試飲イベントでシャトー・ラグランジュの社長さんにお目にかかったときに「今度ボルドーに行きたいのですが、どこのホテルがおすすめですか?」と尋ねて勧められたホテルです。
ボルドー最高級の5つ星ホテルで少々…というか、かなり料金が高いのですが(最低でも1泊7万円ほど)、航空運賃を安く抑えられたので、奮発しました。ボルドーの歴史地区中心部に位置し、向かいにボルドーオペラ座(大劇場)があります。カンコンス広場まで350mという素晴らしい立地です。

 

たびたびじろうはIHG(インターコンチネンタルホテルグループ)のプラチナエリート会員なので、空室があればアップグレードしていただけます。今回一番リーゾナブルなクラシックルームを予約したのですが、なんとなんと(@_@)スイートルームにアップグレードしていただきました!!!しかもオペラ座正面の部屋でボルドーの街を見下ろすバルコニー付きです。室内は歴史的な重厚さがある中、最新設備も備え付けられていて素晴らしい部屋でした。

黄色の枠で囲んだ辺りの部屋 バルコニー付きです!

バルコニーから見たオペラ座

ディナー

事前にネットで調べて、Restaurant Melodieを19:30に予約していました。

一人20€のとてもリーゾナブルなお店で、あっという間に満席。予約していてよかったです。

Restaurant Melodie

スモークベーコンのオーブン焼き

牛肉のタルタルとポテト

ヒレ肉のチョリソーソース添え、マッシュポテト

チョコレートケーキ

リンゴのタルト

ボルドーのシンボル ブルス広場の噴水

ガロンヌ川の水面にライトが反射して美しいです

ブルズ広場の水鏡を背景に

今日も大満足の一日でした。

明日は、ボルドー左岸のワイナリーに向かいます。

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (10)ボルドー左岸ワイナリー(1)」につづく