こんにちは
たびたびじろうです
私は旅が大好きです
とくにセレブ感ただようワンランク上の旅が…!!
このブログでは次のテーマを中心に書いていこうと思います
2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (13)」では、ボルドーから日本までの帰国の様子と旅行でかかった費用などについて紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
今日は忙しい日になります。朝9時15分ボルドー発の航空機に乗るため、6時30分にはホテルをチェックアウトせねば。(本当はインターコンチの美味しい朝食ビュッフェを食べたかったけど!残念!!)
チェックアウト後、タクシーで空港に向かいました。
ボルドー空港を出発してから約1時間半でマドリード バラハス空港に到着。ここはトランジットで、次は14時55分マドリード発ロンドン行きの便に乗ります。
マドリード・バラハス国際空港の第4ターミナル サテライトには、イベリア空港などの航空会社が乗り入れています。ちょうど昼時なので、この T4Sにあるthe Velázquez Premium Lounge(ベラスケス プレミアム ラウンジ)でランチを頂きました。
さすがスペイン。ワインが豊富です(^○^)
ランチタイムは温かい料理も何種類かあり、ワインも豊富で、満足できました。
ベラスケス プレミアム ラウンジの詳しい様子は、別記事にしましたのでこちらをご覧ください。
14時55分 イベリア航空3172便マドリード発ロンドン行に搭乗し、約1時間半でヒースロー空港 T3に到着しました。
このあと18時30分頃まで、また少しラウンジで休憩しました。
乗り継ぎ時間が長いときなど、ラウンジが使えるのはほんと、ありがたい。
ロンドン ヒースロー空港 T3のBritish Airways Galleries Clubラウンジの詳しい様子は、こちらをご覧ください。
19時20分 日本航空44便ビジネスクラス、ロンドン発羽田行に搭乗しました。
今回の日本航空44便搭乗記は、別途記事にしていますので、よろしかったらご覧ください。
機内食は、離陸してからすぐの夕食と到着前の2回出ました。
2回の食事共、和食にして正解でした。
さすが名店監修の和食、どのお皿も美味しかったです。
あと、JALの国際線は日本語が通じるのでやっぱり落ち着きます。^^;
座席の椅子を倒すとフルフラットになり、「エアウィーヴ」のマットレスと枕でぐっすりと眠ることができました。
約14時間ですが、まったくストレスなく快適な空の旅でした。
旅行費用について記載します。
航空券はマイル交換で取得して安くできたので、その分、ホテル代、食事等にお金をかけることができて、質の高い旅行になりました。 金額はすべて2名分です。
ちなみに2022年9月の為替レートは1ユーロ140円でした。当時はコロナ前の1ユーロ130円(2018年)よりも高くなったとがっかりしましたが、2024年11月現在は160円を上回っています。今から行かれる方は、更に旅行費用がかかりそうですね~(;´Д`)
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
羽田 - ロンドン - マドリード 往復 | 0円 | JALビジネスクラス 特典航空券 |
同上 | 18万4千円 | 燃油サーチャージ、空港使用税 |
マドリード→サンセバスチャン | 3万円 | イベリア航空エコノミークラス |
ボルドー→マドリード | 2万6千円 | イベリア航空エコノミークラス |
※2022年9月の時点では、コロナ明けで運航する便が少なかったこと、燃料費が高騰していたこと、ロシアとウクライナ戦争の影響でロシア上空を飛行できないことなどから航空券は非常に高騰していました。エコノミークラスでも正規運賃は片道50万円もしたので、特典航空券を購入しておいて本当に本当によかったです。
ホテル名 | 場所 | 金額 |
---|---|---|
Hotel CoolRooms Atocha | マドリード | 2泊 9万円 |
ブレバルトドノスティア | サンセバスチャン | 3泊 8万円 |
InterContinental Hotels Le Grand | ボルドー | 2泊 15万4千円 |
ホテル代合計:7泊で32万4千円
ヨーロッパのホテル料金は高いです。1泊2万円位だせば日本ならそれなりに快適な部屋に泊まれますが、ヨーロッパではちょっと厳しいかも。
昔フランスで1泊2万円位のホテルに泊まったところ、アメニティなし、グラス無し(紙コップのみ)、ポットなしという日本のビジネスホテル以下だったことがあります(;´Д`)
そんな中で、サンセバスチャンのブレバルトドノスティアは独立した1棟のホテルではありませんが、リーゾナブルな料金で交通も便利、旧市街のバル通りにも歩いて行けておすすめです。
一方、ボルドーのホテルは、航空料金が安く済んだ分、せっかくだからと奮発しました~。
項目 | 場所 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
AMTボルドープライベートツアー | ボルドー | 17万円 | サンセバスチャンからの送迎込 |
マドリード半日観光 | マドリード | 4万2千円 | ベルトラ |
ワイナリー見学料 | ボルドー | 7千円 | シャトーグリュオラローズ |
グッケンハイム美術館 | ビルバオ | 2千円 | シルバー料金で半額 |
バス代(往復) | 5千円 | サンセバスチャン - ビルバオ |
観光・入場チケット代合計:22万6千円
項目 | 回数 | 金額 | 備考 |
---|---|---|---|
朝食 | 3回 | 5千円 | 朝食付きホテルを除く |
昼食 | 4回 | 1万6千円 | アルコール代込み |
夕食 | 7回 | 5万円 | アルコール代込み |
ミシュランKOKOTXA | 1回 | 4万8千円 | ペアリングワイン |
ワイナリーランチ | 1回 | 4万2千円 | シャトーラグランジュ |
食事、飲物代合計:16万1千円
その他海外旅行保険やタクシー代などを含めて、合計 約100万円でした。
特典航空券がなければ、JALエコノミークラスでも高騰していた当時の料金は往復で 2名分200万円となり、合計300万円は、かかったと思います(全部エコノミークラスの場合ですよ)。
ほんと、マイルのおかげです。
これからも頑張ってマイルを貯めていこうと、しみじみ思いました。
おっと、ボルドーのワイナリーに行ったのに、畑違いの森伊蔵がいますね。
実は、JALのビジネスクラスに搭乗した特権?で、ひとり1本ずつ購入できたんです。(^○^)
「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅」を読んでいただき、ありがとうございました。
楽しかったサンセバスチャンとボルドーの旅も、10日間、あっという間に終わってしまいました。これまでいくつかワイナリーを訪ねましたが、ブルゴーニュやナパバレーのワイナリーはまだなんですよね… なんちゃって。いつか行けるといいなぁ (^^;
2022年9月の情報です。
マドリード・バラハス国際空港のターミナル4 にはVelazquezとDaliの2つのイベリア航空ラウンジがあります。今回はマドリードからイギリスのロンドンに行く時に利用した、長距離線を含む国際線用のVelázquez(ベラスケス)プレミアムラウンジを紹介します。
ラウンジは、ターミナル4 のサテライトにあります。
ターミナル4からサテライトへは、空港の制限エリア内で運航している自動運転の移動シャトルを使います。ターミナル4S(T4S)に到着したら出国のためのパスポートチェックを受けたあと、案内板に従って進み、免税店を直進するとラウンジが見えてきます。
営業時間は6時から 深夜1時までです(2024年11月現在)。
ラウンジへのアクセスは、ビジネスクラス以上の利用やワンワールドのステイタスでサファイア以上を満たしている必要があります。また、ワンワールドのサファイアステイタス以上での利用では、1名までの同伴者(同行者)の入室も可能です。
ラウンジに入ると、ラウンジは左右に広がっていて、右と左にそれぞれ別々に料理や飲み物が用意されています。
料理の内容は時間帯によって変わりますが、利用したのはお昼少し前でした。
終日:果物、スナック、タパス、パン
ランチタイムは13時から16時まで。
本日のスープ
冷たい料理:サラダ、デザート
温かい料理:パスタ、魚料理、メインディッシュ、ビーガン
さすが母国スペインにあるイベリア航空のラウンジ。料理が充実しています。
アルコールは少し離れたところにあります。
利用しませんでしが、ビュッフェのほかに昼食、夕食時間にはレストランでの一品料理も用意されているそうです。
無料WiFi、シャワー、キッズコーナー、ベビーセンターなどがあります。
窓から飛行機が見えて開放感があり、長時間でも過ごしやすそうなラウンジでした。
お酒の種類も多いのでゆったりと楽しめました。
2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (12)」では、ボルドー左岸メドック地方のワイナリー(3)として、メドックワイン街道のワイナリーを紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。
シャトー・ラグランジュでランチをしたあとは、メドックワイン街道に向かいます。
メドックと言えば、ボルドーワインのグラン・クリュ(grand cru)(最上級ワイン)を生み出すワイン農家の集中する地域ですが、このメドックワイン街道は、別名シャトー街道とも言われています。
シャトー街道は、ジロンドの河口からポアント・ド・グラーブまで、ジロンド川の左岸に沿って進みます。南北60㎞のこのルートには、主に赤ワインの産地が集まり、なかには世界中で知られたシャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー、ムートン・ロートシルドといった夢のグランクリュが含まれます。
今回、各ワイナリーをフォトストップのみで訪問させていただきました。(^○^)
シャトー・コス・デストゥルネルは、サン・テステフを代表する、メドック格付け第ニ級シャトーです。
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、メドック格付け1級、名実ともにボルドー・ワインの頂点を極めているシャトーです。
シャトー・ムートン・ロートシルトは、ボルドー5大シャトーのひとつで、ボルドーワインの頂点に君臨し続ける王者です。メドック格付け1級のポイヤック村にあるワイナリーです。ここは車を停めて、シャトーの外側を少し散歩させていただきました。
庭もきれいに整備されています。
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン(CH.PICHON LONGUEVILLE BARON)
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンは、メドック格付け第二級のポイヤック村にあるワイナリーです。
シャトー・ラトゥールは、ボルドー左岸メドック地区で最も古いワイナリーのひとつです。メドック格付け第一級、5大シャトーの中でも"常に抜群の品質、力強く、荘厳"なスタイルで、どのヴィンテージであっても、鮮烈な個性を放つワインを作り続けています。
シャトーマルゴーは、メドック格付け第一級、5大シャトーのひとつ。マルゴー村にあり、ワインのスタイルは優美・エレガントを信条とし、ボルドーワインで最も女性的なワインと言われています。
シャトー・オー・ブリオンは、数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトーです。1855年のメドックの格付けで、当時からあまりにも有名だったために、例外的にグラーヴ地区から選ばれ、1級という栄誉を与えられた歴史的シャトーだそうです。
で、我が家はシャトー・オーブリオンが作っている白ワイン(7千円位)を1本買いました(≧▽≦)
日本出発前にネットでル・カロー(LECARREAU)を予約していました。
ワインはやはりオーメドックにします!
量が調節できるので、コースではなくアラカルトで頂きました。
どの料理も美味しくて、ワインを楽しめました。
食事が終わって外に出ると、あたりはすっかり暗闇に包まれていました。
ホテルに戻ると、IHGプラチナエリートのサービスで、屋上のバーでカクテルを頂けるとのこと。
今日がボルドー最後の夜。ちょっと寒かったけど、いい思い出になりました。
明日は、ワインの旅の最終日。ボルドー空港からマドリード、ロンドン経由で帰国します。
2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (11)」では、ボルドー左岸メドック地方のワイナリー(2)として、シャトー・ラグランジュ(Ch Lagrange)について紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。
ボルドーのワイナリーは右岸と左岸に分かれています。
ボルドー左岸は平坦で、メドック、マルゴー、サンジュリアンなどがあります。葡萄の品種はカベルネ・ソーヴィニョン中心で男性的な味とされています。
シャトー・ラグランジュは、サン・ジュリアン村に位置する、メドック格付け第三級シャトーです。
シャトーの歴史は古く、すでに17世紀のワイン地図に登場しています。19世紀半ばルイ・フィリップ朝で内務大臣を務めたデュシャテル伯爵のころに生産量は大幅に伸張。1855年のパリ万博を機に制定された公式な格付けでは名誉ある「グランクリュ3級」に格付けされました。
その後所有者が替わり品質が低下した時期もありましたが、1983年、サントリーが経営に参画。 欧米以外の企業として初めてシャトー経営に乗り出しました。荒れ果てた畑の改植、醸造設備の一新。朽ち果てたシャトーの建物の修復と大変革を遂げ、ようやくグランクリュ シャトーとしての名声を復活させることができたのです。(サントリーワインショップのサイトより引用)
たびたびじろうは、以前銀座の試飲イベントでシャトー・ラグランジュの当時General ManagerであるMatthieu Bordes氏にお目にかかったときに、近々ボルドーに行く予定であることを伝えると、「来るときは連絡してくれれば歓待しますよ!」との社交辞令を頂いていました(^^; 2020年に行く予定でBordes氏に連絡を取ると、なんとBordes氏は社長になっていて、ワイナリー見学とランチを快くOKして下さったのです。
※注)シャトー・ラグランジュでは基本、ランチは提供していないそうです。以前JALパックで「シャトー・ラグランジュでワイナリー見学とランチ」というツアーを見たことがあり、尋ねたところ、少人数の団体向けに依頼があれば受け入れているとのこと。仲介でお願いしたAMTボルドーの大矢さんがなんて言ってくれたのかはわかりませんが、最終的にたった二人のために特別にシャトーでのランチを受け入れてくれました。
つづいて、ランチです。
シャトーの建物内の特別室に案内していただきました。
男性部屋、女性部屋という名前がついた各部屋には、日本絵画、フランス絵画が飾られており、ここでも和仏のコラボが感じられました。
日本絵画が多く展示されていました。
ランチは、我々のためにわざわざ日本人シェフを呼んで準備してくれました。料理も和仏のテイストが感じられるものでした。
頂いたワインは、シャトー・ラグランジュ レ・フルール・デュ・ラック 2020(白)、シャトー ・ラグランジュ Grand Cru Claseeの1996年、2005年、2010年(赤)。いずれもファーストワインで、エレガントなタンニンとブラックベリーの濃厚な果実味をふんだんに味わうことができました。
ワイナリー見学、素晴らしい料理とワイン、そして豪華な特別室。本当にMatthieu Bordes氏のおかげで素晴らしい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
このあとは、ボルドー左岸メドック村、有名なワイナリーが集まっている メドックワイン街道に向かいます。
2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (10)」では、ボルドー左岸メドック地方のワイナリー(1)として、主にシャトー・グリュオー・ラローズについて紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。
ボルドーのワイナリーは右岸と左岸に分かれています。
ボルドー左岸は平坦で、メドック、マルゴー、サンジュリアンなどがあります。葡萄の品種はカベルネ・ソーヴィニョン中心で男性的な味とされています。
食事が終わったら、ボルドー左岸のワイナリー巡りに出発します。
シャトー・デミライユは、マルゴーのテロワールを表現する名門シャトーで、メドック格付け第三級に認定されています。
シャトー・グリュオー・ラローズは、メドック格付け第2級のシャトーです。ここは見学させていただきました。
この塔はワイン造りには関係なく、見学者のためだけに建てられたそうです。
タンクは、木、ステンレス、コンクリートの3種類を使用しているそうです。木のタンクはファーストワインの醸造に、コンクリートはセカンドワインの醸造に、そしてステンレスタンクはワインの保管に使われるとのこと。
試飲したのは、ファーストワイン2001年とセカンドワイン、サルジェ・ド・グリュオ・ラローズ2014年です。セカンドワインはまだ少し若い感じでした。ファーストワインすごく美味しかったです!!
このあとは、ボルドー左岸サンジュリアン村のワイナリー シャトー・ラグランジュ(Ch Lagrange)に向かいます。
2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (9)」では、ワイン好きにファンの多いサンテミリオン ワイナリーについて紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。
ボルドーのワイナリーは右岸と左岸に分かれています。
サンテミリオンはボルドー右岸にあり、坂道が多いです。葡萄の品種はメルロー中心で女性的な味とされています。
アルカションで新鮮な牡蠣のランチを取ったあと車を走らせ、ボルドー市内に入ってきました。
シテ・デュ・ヴァン(Cité du Vin)は、2016年にオープンしたワインの博物館です。
この外観は、ワインを酸素と触れさせるためにボトルから移すデキャンタをイメージしているそうです。
サン=テミリオン (Saint-Émilion) は、フランスの南西部に位置する町で、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏、ジロンド県に属する[1]。ボルドーワインで有名なボルドー近郊のワイン産地のひとつで、歴史地区は周辺の7つのコミューンの景観とともに、「サン=テミリオン地域」の名でユネスコの世界遺産に登録されている。(Wikipediaより)
サンテミリオンの石灰岩の丘の斜面の有利な場所に位置するシャトー・オーゾンヌは、サンテミリオンの中で、たった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得し別格扱いのシャトーです。
2018年にもここで写真撮影をしました。
残念ながら今回も中には入れませんでした (:_;)
まぁ、そう簡単には入れませんよね~
サンテミリオンの中心部にある大きなカトリック教会です。ロマネスク様式の建物の建設は1110年に始まりました。その後何度も修復が繰り返しされてきたため、ロマネスク様式とゴシック様式が混在しているそうです。
サンテミリオンは石段の坂道が多くて歩きずらいのですが、起伏がある分、変化する美しい景色を楽しめます。
下の写真は、街のシンボル モノリス教会。
モノリスとは一枚岩のことで、一枚岩での建築では他に類を見ない珍しいものだそうです。真上にある鐘楼は12〜15世紀にかけて建造されたそう。
シャトー・ラ・クロットはボルドー地方 サンテミリオン地区にある格付シャトー。
100年以上もの長い歴史の中で、サンテミリオン格付けも特別級を維持しているため、昔から現在まで、一貫して人々を魅了している銘柄だそうです。
クーヴァン・デ・ジャコバンは、サンテミリオンでも歴史あるグラン・クリュ・クラッセの生産者だそうです。
ここからは、サンテミリオンをあとにしてボルドーに向かいます。
途中、フランスを代表する有名ワイナリーの1つ、シャトー・ペトリュスにて写真撮影。
シャトー・ペトリュス(Château Petrus)とは、フランスボルドー地方のポムロール地区にある生産者で、高級なワインとして知られ、安いものでも1本30~40万円ほどするそうです。そんなに高いと、なかなか口に出来ないですねー。(^^;
サンテミリオン観光を終えて、ガイドの大矢さんにホテルまで送り届けてもらいました。
今日から2泊するホテルはボルドーでも最高級のラグジュアリーホテル、 インターコンチネンタルホテル ルグラン(Intercontinental Bordeaux le Grand Hotel)です(^○^)
以前銀座の試飲イベントでシャトー・ラグランジュの社長さんにお目にかかったときに「今度ボルドーに行きたいのですが、どこのホテルがおすすめですか?」と尋ねて勧められたホテルです。
ボルドー最高級の5つ星ホテルで少々…というか、かなり料金が高いのですが(最低でも1泊7万円ほど)、航空運賃を安く抑えられたので、奮発しました。ボルドーの歴史地区中心部に位置し、向かいにボルドーのオペラ座(大劇場)があります。カンコンス広場まで350mという素晴らしい立地です。
たびたびじろうはIHG(インターコンチネンタルホテルグループ)のプラチナエリート会員なので、空室があればアップグレードしていただけます。今回一番リーゾナブルなクラシックルームを予約したのですが、なんとなんと(@_@)スイートルームにアップグレードしていただきました!!!しかもオペラ座正面の部屋でボルドーの街を見下ろすバルコニー付きです。室内は歴史的な重厚さがある中、最新設備も備え付けられていて素晴らしい部屋でした。
事前にネットで調べて、Restaurant Melodieを19:30に予約していました。
一人20€のとてもリーゾナブルなお店で、あっという間に満席。予約していてよかったです。
今日も大満足の一日でした。
明日は、ボルドー左岸のワイナリーに向かいます。
2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (8)」では、フランスのピラ砂丘と牡蠣の養殖場について紹介します。
サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次
※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。
今日は、スペインのサンセバスチャンからフランスのボルドーに移動します。
名残惜しいですが、サンセバスチャンでの最後の朝食をいつものバルで頂きました。
サンセバスチャンからボルドーへの移動には、2024年11月現在、BlaBlaCar Busというバスが毎日数本運行されています。しかし、2022年9月当時はコロナがようやく終息して海外旅行が解禁されたばかりだったので、観光ツアーやバスはすべて運航中止の状態でした。
そこで、たびたびじろうは、ボルドーでガイドをしていただくAMTボルドーの大宅(おおや)さんにサンセバスチャンからボルドーまでの送迎も依頼しました。
ボルドーからサンセバスチャンまで迎えに来ていただくため、片道のガソリン代、高速代、そして前泊のホテル代を追加で支払いましたが、その分、普通の旅行では訪れるのが難しいピラ砂丘とアルカションの牡蠣養殖場を訪れることができました。
本日は朝9時にサンセバスチャンを出発し、ピラ砂丘見学→アルカションのラロス港でランチ、そしてサンテミリオンを見学します。
スペインとフランスの国境は高速道路であっという間に越えました。
日本人にはあまり馴染みがないと思いますが、ピラ砂丘はボルドー近くにあるヨーロッパ最大の砂丘です。
ピラ砂丘(ピラさきゅう、仏: La Dune du Pilat)は、フランスのジロンド県にある砂丘。アルカションの中心部から南に9kmに位置し、アルカション湾(Bassin d'Arcachon)を一望できる。南北に約3000m、東西に約500m、標高100mを超える欧州最大の砂丘である。有名な観光地であり、砂丘の東端と海岸道の間にはキャンプ場や食事、買い物などができる施設が設置されている。(Wikipediaより)
牡蠣の養殖場として知られるラロス港に到着しました。
ボルドー近くにあるアルカションは、「フランス屈指の牡蠣の養殖場」として有名だそうです。アルカション内には複数の海岸があり、ラロス港はその1つです。
元々アルカション産地は古代から天然牡蠣の収穫で知られていましたが、今日ではフランス全国ほとんどの牡蠣産地に種牡蠣(牡蠣の稚貝)を卸す重要な種苗生産地なのだそう。アルカションの牡蠣の特徴はとにかくミネラル質が豊富なこと。日本のミルキーでクリーミーな味わいとは異なり、柑橘を思わせるような爽やかな香りのするものもあります。それは牡蠣の育成期に大量の質の高いプランクトンを摂取することでこの味わいが生まれるそうです。
このあと、サンテミリオンに向かいます。