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サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (8)

2022年9月シルバーウイークに、美食の街 スペインのサンセバスチャンと世界的なワインの産地 フランス ボルドーのワイナリーを訪ねました。この記事「サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (8)」では、フランスのピラ砂丘と牡蠣の養殖場について紹介します。

サンセバスチャンとボルドーの位置

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 目次

  1. 計画段階
  2. いざ出発
  3. マドリードにて
  4. サンセバスチャン 1日目
  5. サンセバスチャン 2日目
  6. サンセバスチャン 3日目
  7. サンセバスチャン バル巡り
  8. ピラ砂丘と牡蠣の養殖場
  9. サンテミリオンワイナリー
  10. ボルドー左岸ワイナリー(1)
  11. ボルドー左岸ワイナリー(2)
  12. ボルドー左岸ワイナリー(3)
  13. そして帰国

※クリックしてもリンク先に飛ばない項目はこれから書いていく予定です。

ピラ砂丘と牡蠣の養殖場

サンセバスチャンで最後の朝食

今日は、スペインのサンセバスチャンからフランスのボルドーに移動します。

名残惜しいですが、サンセバスチャンでの最後の朝食をいつものバルで頂きました。

生ハムのバゲットカプチーノ

目の前でカットしてくれる生ハムは最高です!!

黒板に朝食メニューが書かれています

本日の移動ルート

サンセバスチャンからボルドーへの移動には、2024年11月現在、BlaBlaCar Busというバスが毎日数本運行されています。しかし、2022年9月当時はコロナがようやく終息して海外旅行が解禁されたばかりだったので、観光ツアーやバスはすべて運航中止の状態でした。
そこで、たびたびじろうは、ボルドーでガイドをしていただくAMTボルドーの大宅(おおや)さんにサンセバスチャンからボルドーまでの送迎も依頼しました。
ボルドーからサンセバスチャンまで迎えに来ていただくため、片道のガソリン代、高速代、そして前泊のホテル代を追加で支払いましたが、その分、普通の旅行では訪れるのが難しいピラ砂丘アルカションの牡蠣養殖場を訪れることができました。

移動ルート

本日は朝9時にサンセバスチャンを出発し、ピラ砂丘見学→アルカションのラロス港でランチ、そしてサンテミリオンを見学します。

ピラ砂丘

スペインとフランスの国境は高速道路であっという間に越えました。

ビアリッツ(国境付近)

日本人にはあまり馴染みがないと思いますが、ピラ砂丘ボルドー近くにあるヨーロッパ最大の砂丘です。

ピラ砂丘(ピラさきゅう、仏: La Dune du Pilat)は、フランスのジロンド県にある砂丘。アルカションの中心部から南に9kmに位置し、アルカション湾(Bassin d'Arcachon)を一望できる。南北に約3000m、東西に約500m、標高100mを超える欧州最大の砂丘である。有名な観光地であり、砂丘の東端と海岸道の間にはキャンプ場や食事、買い物などができる施設が設置されている。(Wikipediaより)

ピラ砂丘(La Grande Dune du Pilat)に到着

なだらかな山を登ります

麓に設置された階段を登ります

往復とも、この階段を利用します

登りきると素晴らしい景色が眼下に広がります

アルカション湾

日本の鳥取砂丘よりもはるかにスケールが大きい砂丘でした。

アルカションの養殖場、ラロス港

牡蠣の養殖場として知られるラロス港に到着しました。

ボルドー近くにあるアルカションは、「フランス屈指の牡蠣の養殖場」として有名だそうです。アルカション内には複数の海岸があり、ラロス港はその1つです。

元々アルカション産地は古代から天然牡蠣の収穫で知られていましたが、今日ではフランス全国ほとんどの牡蠣産地に種牡蠣(牡蠣の稚貝)を卸す重要な種苗生産地なのだそう。アルカションの牡蠣の特徴はとにかくミネラル質が豊富なこと。日本のミルキーでクリーミーな味わいとは異なり、柑橘を思わせるような爽やかな香りのするものもあります。それは牡蠣の育成期に大量の質の高いプランクトンを摂取することでこの味わいが生まれるそうです。

翻訳したら「牡蠣養殖業者の遊歩道」という意味でした

何件か店がありましたが、ここでランチにします

牡蠣と言ったら白ワイン

新鮮な生ガキ

タラのソテー

二人で1本空けてしまいました (^^;

このあと、サンテミリオンに向かいます。

サンセバスチャンからボルドー ワインの旅 (9)「サンテミリオンワイナリー」につづく